FAQ

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Adobe AcrobatでOCRテキストを埋め込んであるPDFでハイライトを追加すると、本を開き直したらハイライトが失われ、テキストは選択できなくなってしまった。

問題の概要

Adobe Acrobatを使用してのOCRテキスト(日本語などの非欧文テキスト)を埋め込んであるPDFファイルは、「保存」を伴う操作をすると、本を一度閉じて開いた時に、テキストデータが破損してしまうことがあることがわかっています。(2025年1月現在)

現在のBookloverでPDFの「保存」が行われるのは、ユーザーがハイライトなどの「注釈」を加えたり変更した時だけですが、そのときに、iOSのPDFフレームワークが埋め込みテキストデータを破壊してしまうようです。(※ 破壊された埋め込みOCRテキストデータの再埋め込みの方法は後述)

埋め込みOCRテキストデータが破壊されると、OCRテキストを選択できなくなったり、すでにつけた「注釈」が破損したりします。

BookloverはPDFファイルの保存に、前述のiOSのPDFフレームワークに依存しています。そのため、この問題はApple社による問題箇所の修正か、Adobe社による対策がなされるまではBooklover側で解決することが難しいと考えています。

この問題自体は以前から存在していたようですが、Bookloverではバージョン3.3で「注釈 (ハイライト)」機能を提供しPDFの保存を行うようになったことで、問題が顕在化しました。なお、検証目的の別のアプリを作成することで、前述のPDFフレームワークを利用する限り、同じ問題が発生することを確認しています。

なお、ScanSnapを使って埋め込んであるOCRテキストには、現時点では問題なく注釈や保存が行われることもわかっています。

また、なぜかクイックルックでの注釈では、OCRテキストデータの破損は起きないようなので、注釈が必要な時には、ライブラリで本を長押しして表示されるメニュー内の「クイックルック」を利用することをお勧めします。

現在までの検証で分かったこと

OCRテキストの破損について

  • 変更を加えて保存すると、OCR埋め込みテキストが破損するPDFが存在します。
  • OSのPDFフレームワークが保存時にOCR埋め込みテキストデータを破壊してしまうようです。
  • 変更 (Bookloverの場合は注釈) を加えた後に保存すると、再度開いた際にOCRテキストが選択不能になったり、正しく選択できなくなったりします。
  • その時には、すでにつけたハイライトなどの注釈が壊れて失われたりします。
  • Adobe AcrobatでOCR認識されたテキストは、日本語の場合、保存時に高確率で破損するようです。(2025年1月現在)
  • ScanSnapで作成されたOCR埋め込みテキストのPDFは、問題が発生しないようです。(最新のScanSnapソフトウェアを使用して確認)

欧文以外のテキストが破損する

  • 日本語の埋め込みテキストが破損することが確認されています (フォント処理に関係している可能性があります)。
  • 英語などの欧文テキストは破損しないようです。

PDFが破損した場合の対処法

バックアップがある場合

OCRテキストが選択できなくなった場合は、バックアップファイルで上書きして置き換えてください。問題が発生したPDFでは、OCRテキスト部分に注釈 (ハイライトなど) を行わず、OCRテキストデータを検索機能のためにのみ使用するようにしてください。

バックアップがない場合

Adobe Acrobat ReaderのiOS用アプリで「テキスト認識」機能を利用し、再度OCRテキストデータを埋め込むことができます。この機能を使用するには、サブスクリプションまたは無料試用期間を利用してください。

Adobe Acrobat Reader (App Store)

回復手順

  1. BookloverのライブラリでOCRテキストを修復したいPDFを長押しし、「共有」をタップします。
  2. 「"ファイル"に保存」を選択し、「このiPhone (iPad) 内」の「Acrobat」フォルダに保存します。
  3. Adobe Acrobat Readerアプリを開き、サイドメニューから「このiPhone (iPad)内」を選択して保存したPDFを開きます。
  4. ナビゲーションメニューの「すべてのツール」をタップします。
  5. 表示されたメニューから「テキスト認識」を選択し、処理が完了するまで待ちます。
  6. Bookloverを開き、ライブラリ画面左下の「インポート」ボタンをタップします。
  7. 「このiPhone (iPad)内」>「Acrobat」フォルダ内の修復済みPDFを選択し、「開く」をタップします。
  8. 同名ファイルが存在するダイアログが表示されます。「置き換える」を選択して修復済みファイルで上書きします。

注意点

Adobe Acrobatを用いてOCRテキストを埋め込んだPDFにBookloverで注釈を加えると、保存時に再び破損すると思われます。そのため、そのPDFでは、OCRテキストデータは「検索」にのみ使用し、注釈の追加は控えるようにしてください。

Google Driveからファイルのインポートがうまくいかない、長時間かかる、もしくは終わらない。

2025年3月1日更新
現在は問題なく動作しているように思われます。


調査した限り、Google Driveからのインポート時、以下のような症状が観測されています。

  • 拡張子に関わらず、特に大きなファイルで、ダウンロードやインポートに時間がかかる、不安定になる。
  • インポートに失敗した場合、ファイルが「詰まった」状態になってしまい、長時間経過してもインポートが完了せず、デバイスを再起動するまで、それらのファイルの状態がリセットされないことがある。

これらの問題は、現状 (2024年末現在)、ドライブ (Google Drive) のアプリとの間でのみ確認されており、同じiOSのファイルプロバイダー拡張機能を介してBookloverがアクセスする、OneDriveやDropboxのアプリとの間では観測されていません。

Google Drive、或いは、Google DriveとiOSの間の一時的な問題ではないかと考えていますが。この問題が時間とともに解消されるかどうか、引き続き注視します。

iOS 18で、キャッシュを削除したiCloud Driveの書籍ファイルが、頻繁に再ダウンロードされる。

iOS 18およびiPadOS 18にアップグレード後、ライブラリ内のiCloud Drive/Bookloverに保存されている書籍のコンテントキャッシュをクリアしても、ファイルサイズの軽重に関わらず、頻繁に強制再ダウンロードされてしまうことがあるようです。(書籍右肩のクラウドラベルがクリア後に青くなっても、しばらくするとまた緑色に戻ってしまっている)

これはOS側で発生している問題で、現時点では正確な原因や理由は不明ですが、回避策として考えられる方法を見つけました。

  1. デバイスのホーム画面から「ファイル」アプリを開く。
  2. サイドバーの「場所」にある「iCloud Drive」を選び、右側の一覧から「Booklover」フォルダを開く。
  3. 「選択」、「すべて選択」を選んで全てのファイルとフォルダを選択する。
  4. 画面右下にある「さらに表示…」から「ダウンロードを削除」を実行する。

この手順を実行することで、望まない再ダウンロードは発生しなくなるようです。(ただし、iOS 17以前から発生している軽量ファイルの自動ダウンロードは引き続き起こることがあるようです。)

この問題については、開発者側で何らかの対応が可能だと判明次第、修正を試みたいと考えております。

iCloud Driveに「Booklover」という名前のフォルダが作られない。

標準アプリの「ファイル」で確認しても「Booklover」というフォルダが自動的に生成されていない場合は、以下の手順をお試しください。

A. アプリ購入後の初回起動のあとに、しばらくしてもBookloverフォルダが作られない場合は・・・

  1. デバイスの「設定」の「iCloud Driveに同期しているアプリ」のリストにBookloverが存在することを確認する。(ない場合はBへ)
  2. 一度アプリを終了して再度起動して下さい。BookloverフォルダがiCloud Driveに自動的に作成されます。

B. デバイスの「設定」の「iCloud Driveに同期しているアプリ」のリストにBookloverがない場合は・・・

  1. デバイスの「設定」のiCloud Driveの設定の「このiPhoneを同期」(iPadの場合は「このiPadを同期」)を一度オフにする。
  2. デバイスを再起動後、またオンにする
  3. デバイスの「設定」の「iCloud Driveに同期しているアプリ」のリストにBookloverが今度は存在することを確認する。
  4. ファイルアプリで、iCloud Driveに「Booklover」フォルダが作られているのを確認します。
  5. 「Booklover」フォルダが作られていれば、しばらく待てば同期が開始されます。
  6. 「Booklover」フォルダが作られていない場合、(他のデバイスのBookloverフォルダを上書きしないために)他のデバイスのiCloud Drive内にも「Booklover」フォルダが存在しないことを確認後、Bookloverを起動します。
  7. しばらくすると、「Booklover」フォルダがiCloud Driveに自動的に作成されます。

iCloud Driveに「Booklover」という名前のフォルダを作ったのに、中に入れたファイルの同期が行われない。

「Booklover」というフォルダをユーザーが手動で作る必要はありません。Bookloverを初めて起動した際に、iCloud Driveに「Booklover」という名前のアプリのアイコンが描かれたフォルダが自動的に作られます。標準アプリの「ファイル」でiCloud Drive内にアイコンの絵がついた「Booklover」フォルダが存在していることを確認できます。

iCloud Driveからダウンロードしてデバイスにキャッシュした書籍ファイルが、また未ダウンロード状態に戻ってしまう。

iCloud DriveのBookloverフォルダ内の書籍ファイルは、ライブラリで本をタップすることによりダウンロードされ、デバイスにキャッシュされます。しかし、デバイスの空き容量が逼迫した際や、そのファイルに長期間アクセスがない場合など、特定の条件下において、OSは自動的にキャッシュをクリアし、デバイスの空き容量を確保します。

こうした挙動は、他のiCloud Driveに保存されているファイルについても同様で、標準の「ファイル」アプリでも確認することができます。(未ダウンロード状態のファイルには、雲マークのアイコンが表示されています。)

Bookloverには、手動で書籍ファイルのキャッシュをクリアするようOSに要求する機能 (コンテントキャッシュをクリア」) がありますが、アプリが勝手にキャッシュをクリアすることはありません。


【2024-12-19追記】
iOS 18では、ファイルアプリでファイル選んでタップ長押しして表示されるメニューから、「ダウンロード済みを保持」を実行することで、キャッシュをデバイスに維持できるようになりまりました。

「コンテントキャッシュをクリア」でiCloud Driveの書籍ファイルのキャッシュをクリアしても、キャッシュがクリアされていない。

Bookloverから手動で「コンテントキャッシュをクリア」した際、アプリはOSにそのiCloud Driveのファイルのキャッシュのクリアを要求しますが、ファイルの状態によってはクリアされないことがあるようです。また、ファイルのサイズが軽いものなどは、キャッシュをクリアしても、OSによって自動的にすぐ再ダウンロードされることがあります。

基本的には、iCloud Driveのファイルのキャッシュの管理に関しては、ユーザー側で意識せず、OSに任せておくことを推奨しています。

iCloud Drive内の「Booklover」フォルダに入れたファイルの同期が行われない。

まず、デバイスの「ファイル」アプリのiCloud Drive内のBookloverフォルダに、同期対象の書籍ファイルが存在しているかを確認します。「ファイル」アプリに、同期対象のファイルがない場合は、デバイスとiCloud Driveの同期自体が行われておらず、Bookloverにも対象の書籍は表示されません。そのようなときは、デバイスを再起動すると同期が開始されることがあります。(同期が開始されるまで1時間ほどかかる場合もあります。)

「ファイル」アプリ内に書籍ファイルが同期されたのを確認してからBookloverを立ち上げてみてください。

Google Drive等に保存してあるファイルをインポートできますか?。

はい、Google DriveやOneDriveなどの外部クラウドサービスに保存されたファイルをBookloverにインポート可能です。

ライブラリの画面下のツールバー左端にある「インポート」ボタンを使って、指定のファイルを取り込んでください。(表示されるウィンドウのサイドメニューの「場所」で希望のサービスを選んでファイルをブラウズします。)

なお、インポートするには以下の準備が必要です:

  1. 該当するクラウドサービスのアプリ (Google Driveなら「ドライブ」アプリ) がデバイスにインストールされていること。
  2. アプリにログインを済ませていること。
  3. ファイルアプリの「編集」から、そのクラウドサービスを「場所」に表示できるよう「有効」にしておくこと。

ライブラリの「インポート」ボタンを押しても自分が使用しているクラウド・ストレージ・サービスが表示されない。

Bookloverでクラウド・ストレージ・サービスに保存してある書籍ファイルをインポートするには、お使いのクラウド・ストレージ・サービスが提供している専用のアプリが端末にインストールされている必要があります。(例: Dropboxにファイルがある場合は、App StoreからDropboxのアプリをインストールしてください。)対応するアプリがインストールされた後、ライブラリ下部のツールバーの左端の「インポート」ボタンをタップすると、そのサービス (アプリ) 名が現れるようになります。

Dropbox、Google Drive、OneDriveなどのクラウド・ストレージ・サービスから特定の拡張子のファイルがインポートできない。

ほとんどの場合、デバイスを再起動することでOS側のヘルパーアプリケーションが初期化され、ファイルのインポートに関する問題は解決します。お使いのクラウド・ストレージ・サービスのアプリが最新版であることもご確認下さい。

DRM-free電子書籍とはなんですか?

一般にAmazonなどで販売されている電子書籍には著作権保護のために専用のデバイスやアプリでしか閲覧できないように電子的な制限(DRM)が施してあります。しかし、DRM処理をコンテンツにかけていない電子書籍を販売している出版社の直接販売やインディー系の書籍の委託販売の販売サイトなどもまた多く存在します。それらのサイトで購入した電子書籍はそのフォーマットに対応しているアプリや端末での自由な閲覧が可能です。もちろん、ご自分でページスキャナなどを使って本をスキャンしたファイルや、PDF形式で保存した文書、お好きな画像ファイルをまとめてZIP形式やRAR形式でアーカイブしたなど、ご自分で作られたファイルもまた、DRM-free電子書籍としてBookloverで閲覧することが出来ます。

他のアプリでは開けるのに、Bookloverで開けないZIPやRARファイルがある。

Bookloverは現状、「入れ子」になったアーカイブ形式のファイル (ZIPやRARファイルの中の別のZIPやRARファイル) は認識しません。ZIPやRARファイルの中身が、別のZIPやRARファイルのみの場合は、Bookloverはそのファイルの中身を空とみなすため、本として開こうとした際にはエラーを表示します。

EPUBファイルは読むことはできる?

現在のバージョンでは対応していません。

青空文庫は読むことはできる?

現在のバージョンでは対応していません。

書籍をフォルダごとに分けて管理することはできる?

書籍のフォルダ分類には対応していません。たくさんの書籍をフォルダに分けて整理した場合、ある本から別の本へ移動する際に必要な操作が煩雑になりがちで、気ままな本の選択が難しくなると考えるためです。そのために、iTunes上での音楽ファイルのように、メタデータでの書籍の管理 (ジャンル分け、著者名ソート、タグデータでの絞り込みなど) を推奨しています。

ライブラリで本を手動で好きな順番で並び替えることはできる?

手動での並び替えには現状対応していません。本の数が増えるに従って手動でのライブラリの並び替えは管理がどんどん困難になっていくためです。かわりに著者名やタイトルなどの50音順の並び替えでのソートを推奨しています。

他の端末と読書状況を同期させることはできる?

現在のバージョンでは対応していません。